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仁平寺
糸我町西の真砂谷にあり、もと真砂寺と呼ばれ、かつては七堂伽藍もあったが衰退し、仁平年間(1151~3年)に再興したものです。古刹であるが現在は無住で本尊薬師如来座像(平安末期か鎌倉時代)や阿弥陀、観世音等の古色ある像を小堂に安置しています。また、市指定文化財の兜跋毘沙門天像(鎌倉時代)があります。境内にはアジサイや白い藤の木が植えられています。 アジサイ寺として親しまれている「仁平寺」では、6月上旬にアジサイの見頃を迎えます。 約1,000株のアジサイが境内に咲き誇ります。 地元の世話人会さんが育てており、鉢植えのアジサイや押花の展示なども行われます
得生寺
奈良時代の天平19(747)年丁亥に時の右大臣藤原豊成卿夫妻が、長谷寺に祈願して誕生したのが中将姫で、姫が3歳の時に母の紫の前が亡くなり、7歳の時に父の豊成卿が照代の前を後妻に迎えました。 姫は成長するにつれ容姿端麗で聡明その上何事にも優れていたので、継母は次第に姫を憎むようになり、姫13歳の時に密かに伊藤春時という家臣に命じて、紀伊の国雲雀山で姫を殺害しようとしましたが春時はかえって姫の徳に打たれ、都より妻を呼び寄せ夫妻で姫を守り育てました。 3年後の天平宝字5(761)年に豊成卿が猟に来て姫と涙の再会を果たし、都に帰りましたが17歳の時に当麻寺で剃髪して法如と名乗り、有名な当麻曼荼羅を織り上げましたが、宝亀6(775)年卯月14日に25菩薩に迎えられ、29歳で波乱に満ちた生涯を閉じました。 得生寺では毎年、姫の命日に当たる5月14日に執り行われる来迎会式で、小学生たちが25菩薩に扮して、開山堂より本堂へ山内を練り歩く二十五菩薩練り供養は、昔からの仏教文化の一端を知る貴重な行事といわれています。
山田原のみかん畑
有田地域のみかん栽培は、山林が多く平地の田畑からの収穫が少ない自然環境の中で、400年以上にわたって受け継がれてきた伝統農業であり、日本農業遺産のひとつに数えられます。有田川沿いに広がる石垣の急斜面の段々畑は、みかん栽培の歴史を象徴する風景となっています。 中でも、山田原の山頂近くのみかん畑は、収穫期でオレンジに色づく山々と、有田川河口や有田市を一望できる絶好のビューポイントです。
箕島漁港
有田市は小型機船底びき網漁業や瀬戸内海機船船びき網漁業、一本釣り漁業などの母港で、和歌山の水産物直売所を訪れる観光客が多いエリアです。水揚げ魚種は年間300種以上にのぼり、中でもたちうお漁獲量は日本一で県内でも有数の水揚げ量を誇ります。 黄色で統一された「うたせ船」の船団は午後3時ごろ一斉に帰港し、港で待ち受けているたくさんのリアカーが新鮮な魚を運び、セリへかけられます。広大な敷地には大きな施設が建てられ、駐車場も確保されています。アクセスも良く、大阪や関空からわずか1時間程度で到達可能。 特に「箕島」ブランドは高い知名度を誇ります。地元漁師たちの思いを込めて「浜のうたせ」という名前の直売施設・飲食施設が箕島漁港内にオープンしています。
逢井漁港
有田市の逢井地区は、紀伊水道に面し、豊富な水産資源に恵まれた漁業が盛んな町です。 早朝からは伝統的な八角網を使用した定置網漁が行われ、男衆が漁に出ます。有田市は箕島漁港を含む日本一の太刀魚漁獲量の町で、太刀魚は「たっちょ」や「紀州紀ノ太刀」として知られる高級魚です。 逢井漁港では夜明け前に船が帰港し、水揚げされた魚たちが競りにかけられます。 ここは大型定置網漁業と刺網漁業の拠点で、八角の定置網は魚に傷がつきにくく、美しい魚が獲れる特徴があります。
矢櫃地区
矢櫃(やびつ)地区は、有田の秘境と呼ばれる小さな海辺の港町で、青い空、白い家、美しい海が調和した、イタリアのアマルフィ海岸のような風景が広がります。 非日常的で、海と山に囲まれた隠れ家のようなエリアで、絶景カフェや街歩きが楽しめます。矢櫃地区は、江戸時代初期から続く歴史ある集落で、紀州徳川家ゆかりの伝統を400年以上受け継いでおり、矢櫃恵比寿神社や初代藩主を祀った南龍神社なども訪れる価値があります。 近年は、移住体験施設(くらしちゃる矢櫃)の開設を契機として新たな賑わいが生まれており、SUPなどのアクティビティや港に描かれたウォールアートも見どころとなっています。
有田みかん海道
有田みかん海道は和歌山県有田市の箕島漁港付近から同市山地地区にかけてみかん山の中を走る絶景ドライブコースです。高低差150mの風光明媚なルートはオートバイや自転車でのツーリングにも人気があります。 特に、5月上旬はみかんの花の見ごろであり、香りとかわいらしい花を楽しめます。また、11月にはみかんが実り、みかん畑が山を彩ります。すばらしい景色を活かしたカフェやレストラン、キャンプサイトもあり、観光におすすめのスポットです。
糸我稲荷神社
「本朝最初稲荷神社」は日本最古の稲荷神社で、社前鳥居にその名が掲げられています。境内には500~600年と推定される楠の木があり、かつては4本あったが、今は西北の1本が枯れ、3本が現存しています。これらの3本の楠はまれな存在で、有田市の天然記念物に指定されています。神社からくまの古道を歩いて糸我峠を登った先には、稲荷神が降り立ったとされる「稲葉根社」があり、2月から3月にかけて連ね鳥居と河津桜の風景が楽しめます。
ARIDA BLUE
素晴らしいロケーションのキャンプ場。 海を見下ろす山の頂上に位置し、周囲に住宅はなく、有田の自然を独り占めできる贅沢なプライベート空間をお楽しみいただけます。 キャンプ場の周囲はとても静かで、鳥の鳴き声や夏にはセミの鳴き声など自然を感じることができます。 周りに街灯はなく、夜は星が明るく輝き、とても美しいです。 有田の自然を堪能できます。